samaria(サマリア) は、現在準備中です。
2023/02/17 18:47

このポニーフックが完成するまで実は1年弱かかってます。
まずは、無事に販売開始できた自分を褒めてあげようと思います。
まずは、無事に販売開始できた自分を褒めてあげようと思います。
実は、アクセサリー作りができなくなったんです。
昨年、目を負傷してしまい、PCに向かって棍詰めたり、細かい作業ができなくなっていた時期があったんです。
例えば、レジンの気泡や埃が見えなかったり、ビーズの穴が見えなかったり・・
無理に見ようとすると頭痛が続いたり、目が痛くなったり、瞳孔が開きっぱなしになったり・・
今思うと、「休もうよ、自分・・」って思うのですが、「ひどい疲れ目」と思い込み、細々と、ネット販売を続けていました。
結局、激痛がひどくなりドクターストップがかかってしまい、自分の納得のいくクオリティでの制作もできず、ネットショップは全て休業に。
SNSやminne、creemaなどのハンドメイドサイトも全てストップ。
ものすごい喪失感に襲われて、落ち込んでました。
ハンドメイドは続けていきたい。
スマホを極力使わずに、必要最低限の作業はPCで行い、車もあまり運転しないようにしたり。。治療しつつできるだけ目を休ませてあげることにしました。
その間、ハンドメイドのネットショップだけは諦めきれず、いろいろ考え、以前販売していたリボンアクセサリーを復活することに決めました。
今までリボンメインだったけれど、他にもビーズや天然石、刺繍など、リボン+αのアイテムを探しました。
糸巻きボタンの動画を発見
たまたまYouTubeを使って、子供の調べ物を手伝っていた時に海外の方が糸巻きボタンを紹介している動画が「おすすめ?」みたいな感じで紹介されたのです。
海外では「ドーセットボタン」とか、「ラップボタン」「リングボタン」などと呼ばれているそうです。
日本だと、糸巻きボタンとか、糸ボタンとか呼ばれていることが多いかもしれません。
かなり前ですが、ビーズの仕入れの時に何度か見かけたことがあったり、作り方を教えてもらったことがあったので、「これならリボンと合わせられる!」とワクワクしたのを覚えてます。
肩の力を抜いて制作スタート
早速糸や道具を準備してスタート。
レジンの気泡を取ることや小さなビーズに透明テグスを通すことよりも目に負担がかからなかったので、いろいろな柄をどんどん作ることができました。

このモチーフをもとに、リボンとどうやって合わせていくか。
色々頭を悩ませましたが、「再出発できるんだ」ほんの少し先の未来が見えてきたことが嬉しかったです。
「春頃には新作として販売する」と目標を立てて、商品化に向けてスタート。
色と模様が綺麗なのでテーマを「春の花=桜」と決めました。
どんな糸で、どんな模様で、といくつもモチーフを作っていき、ようやく完成。
いよいよリボンとのコラボレーションです。
思ってたのと違う・・
実際にリボンと合わせてパーツをつけてみると、思っていたようには仕上がらないんです。
ここからかなり迷走が始まりました(苦笑)

リボンとの組み合わせ(バランス?)が全く思うように決まらなかったんです。
糸ボタンだけで装飾はしない方がいいのかな?と何度も考えました。
コサージュ作りを相談されたのがヒントに!
卒業式や入学式の準備を考える頃、知人からコサージュの相談を受けました。
コサージュって、大きめのお花がフワッとして素敵ですよね。
リボンもアクセントに使われてますし。。
いっそ、コサージュのように厚みをつけてみたら?
これがヒントになりました。
リボンを折るではなくフリルに変え、それに合わせて、パーツの付け方も変えて・・

テイストの違うリボンや糸巻きボタンを組み合わせることで程良い甘辛バランスが作れ、ようやく形が決まりました!
ポニーフックの代わりに、ブローチピンをつけてコサージュ代わりになります。
ヒントをもらえた知人にお礼の連絡をしたら、「コサージュになる!」って喜んでくれました。
実は、大きなお花のコサージュが苦手で、かといって「つけない」というわけにもいかず・・と悩んでいたんです。
今回、ポニーフックでの販売ですが、オプションでブローチピンをつけたのは、この知人のアイデア。
お花のコサージュではないけれど、小ぶりのコサージュとして使えるサイズです。
春らしい桜の色使いをイメージ
色々ありましたが・・
こちらの桜色のレース糸などを使った糸巻きボタンとリボンを使ってポニーフック。
後ろ姿は桜の花が咲いたように、パッと華やかになります。
適度な大きさなので、大人の上品さと華やかさをキープしてくれます。